焼けて照らされる井戸
体の端が痺れを燻って、弱虫な火傷の様に痛む。
触れた壁まで、余った肌に波立つ襞の様に小刻みに揺れ始める。
つっかえ棒で言う、壁と棒の先とがぎゅうぎゅうに密着し、互いに抉りながら反撥し合って初めて保たれる感じに似ている。
補うと言ってもきっと違わない。
腕の先にある掌とか体の底を隈どる臀部とか足の爪の裏とか、が、ひとの端っこ、あなたのとなり、頭を置いてゆく。
痛みを掴まれて繋がる隙間。
次第に焦げゆく煙で記憶が歩かない、誰の裾を埋めよう
これから続くのは
冬に迷う季節しかなくて
何層にも重なる山の真ん中に埋もれた元の根が
又来るし足を放すし
どうしようと関係無しに
だから誰かが火を宛がう。
最近私だめだ、と毎日思っている事に先刻気づいた。
そんなこと前からわかってた。
よわいよ
ごめんなさい。




