« 2008 . 08 »    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

私の感覚を信じない秒針の滑り


ドリエルが不快な痺れとなってゆっくりと、心臓を起点に体の端へ溶けていくのを、一息ごとに感じる。
今なら感じずにいられるのに。床が滑らかになった。
胸のあたりが鈍く疼いて、指先にもう一層の水っぽい膜がかかり、少しだけ息がしずらい。身体の底がいくつも、いくつも石を抱いて、身体の底が、愛を捻った。みんながわたしをのぞく。

テレビの中できらきらと笑って歌うアイドルを見て、涙が出てくる。なんて可愛いんだろう。
私は今きっと元気じゃない。痺れた腕に力を込めて、ぐっと寝返りを打ち右目だけで泣いた。
重くなった心臓が、ゆっくりと下っていく。
零れようとする涙に封をするように、瞼を下ろし、ベッドの上で足音を立てる。スムースに、運ばれてゆく。

このままの形で、身体に埋まった点がみっつ、ベッドに沈みつつある。頭が心臓が腹が、今が終わればとしのぐ事だけを言い聞かせて、バランスをとりに行く私は、どこかで指をさされるのがこわい。意味が無いと。意味など無かったと。
誰とも、何とも。


両手の端がずれる。
私は、平気だよ。
信じるのと笑いかけるのを、同じだと考えていた。
感じてはいけない。
無数の席に座った学生達が、何を言っているのか感じてはいけない。
私が放した言葉を、感じてはいけない。
怖い。ほどけて、忘れてしまうんだ・・・。


するすると雨粒が流れ落ちる気がして、上体を起こしゆっくりと身体を捻って、カーテンに触れた。
指先のざらつきを確かめる。
雨音で目を覚ますなんて、夜明けの中でも特に最悪だ。
どこに、行った。

いつまでも、自分をゆるせない。





詩 | CM(0) | TB(0) 2008.05.25(Sun) 00:10

プロフィール

harufar

Author:harufar
1987年8月3日生まれ。
まだまだひよっこの19歳です。20になりました。
髪は少しずつ、のびています。
大学生(三年生)してます。

いま試験期間でしょぼしょぼなってます。

忙しい中で自分の時間の流れを垣間見ることが出来るのは、ココロがほんわかなる瞬間です。
目の前にグミチョコを置かれたらしっぽふって喜びます!

好きな音楽★安藤裕子 Round Table featuring Nino 鬼束ちひろ RADWIMPS 椎名林檎 Boom boom satellites Muse Cornelius チャットモンチー ROSSO Blankey Jet City Madonna ACIDMAN Cocco etc

メールアドレスはfar-har-kokoあっとまーくhotmail.co.jpです。
コメントに残しにくいことはこちらにどうぞ。

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログランキング

クリックしてくれたら飛び跳ねます。

FC2カウンター

BlogPet

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

By FC2ブログ