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独り言は誰かに待たれる。


夜ばかりを歩き、空っぽの電灯に留まった
無人が目印の駅で、乗り降りを繰り返した

半分だけめくろうと現実を歌う指先の頓挫
折ると挟まる言葉のように私は眠らない
開けられる時を求めるだけの秒針で進んでいた

急かす歯を笹舟にして
私が川ならと慌てて土手を転げ落ちた
草を抜くように流れる時刻は、まばたきに足並みを揃えたまま
独りだけの涙を許した

まるで自然に判子の付いた
そんな箱から
未来を持つように並べたピースが
積み木のように重なる
隣に居たくないように
わたしを上塗りした

流れた欠片として落ち着きたくあった
待たれたので、空(から)のように感じた動作が、丁寧に畳まれている

自分すら許してくれないと
折り目を直しながらそうして許されていた
夜に再び通す今日を
目の上に滑らしていた

曲がり角を待った
私を我慢するだけ
独り言が救うかのように

それだけでなく、
昔の人からこぼれる独り言を、思い出が待っている


誰かが今日に。
私が今日に。

朝のない一週間を眠り続けたあと
おはようを掌にのせる


隣で流れてゆく言葉に
身を乗せて流れてゆくのをそのままに
私は流れていた
ふれたつもりで
どうして岸へあがってしまったんだろう

私は乾いたのにあなたは濡れたまま
悲しい悲しい
この手から流れてしまう

二人で入った川に
あなたはいないのだろうか
水面に映る月の冷たさで
素足の感触をなぞる

足先が冷たい
なんて私は・・・。


幾度もつまずく
月を揺らして、
毎夜の航路に、
指を重ねる






詩 | CM(0) | TB(1) 2008.06.07(Sat) 03:35

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すべての物語に続編があるのはなぜか

夜ばかりを歩き、空っぽの電灯に留まった 無人が目印の駅で、乗り降りを繰り返した 独り言は誰かに待たれる。 - harucall 流れがあった...

2008.06.08 | 坂のある非風景

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harufar

Author:harufar
1987年8月3日生まれ。
まだまだひよっこの19歳です。20になりました。
髪は少しずつ、のびています。
大学生(三年生)してます。

いま試験期間でしょぼしょぼなってます。

忙しい中で自分の時間の流れを垣間見ることが出来るのは、ココロがほんわかなる瞬間です。
目の前にグミチョコを置かれたらしっぽふって喜びます!

好きな音楽★安藤裕子 Round Table featuring Nino 鬼束ちひろ RADWIMPS 椎名林檎 Boom boom satellites Muse Cornelius チャットモンチー ROSSO Blankey Jet City Madonna ACIDMAN Cocco etc

メールアドレスはfar-har-kokoあっとまーくhotmail.co.jpです。
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